Amazon Linux2でphp7.4とmariadb10.5をインストール

アマゾンのユーザーガイドでphp7.2とMysql互換のlamp-mariadb10.2-php7.2をインストールしました。

しかし、wordpressをインストールして、ダッシュボードを確認すると、現在のwordpressではphpのバージョンを7.4がデフォルトで、7.2では古いと警告が出ています。

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cloudfrontからcloudflareへ移行。100万円のデータ送出料金がほぼ0に。

昨年の年末に、AWSのCDNであるcloudFrontからの配信を、キャッシュサーバーであるcloudflareへの移行を行いました。

移行にあたっては、以下のような心配がありました。

  1. 大幅なコスト削減になるのか。
  2. cloudflareのサービスは信頼できるものなのか。
  3. cloudFrontとcloudFlareで配信速度は変わらないのか。
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postfixでpostscreenとsmtpdを有効化

postscreenとsmtpdを有効化

mailサーバーを建てると、沢山のspamが送られてくる。

いろいろなspam対策があるが、この設定は簡単な割に、効果が高いということで、設定してみた。

/etc/postfix/master.cfのsmtpを#でコメントアウトし、その下のsmtpとsmtpdを有効化するだけ。

このようにすることで、smtpのプロセスを1つにし、頻繁に接続してくる相手(殆どがbot)はキャッシュしておき、瞬時に弾くことで、smtpサーバーの負荷を高めることなく、ブロックすることができるららしい。

その後、procmailなどでタイトルなどを判定してブロックすれば、無駄にcpuを消費せずに済むと考えられる。

特にCPUクレジットにより、インスタンスの継続使用に制限のあるようなt2.microインスタンスでのmailサーバーを運用するなら、必ずこの設定をするといいだろう。

事務所内のサーバーからAWSへ引っ越しました。

2010年に事務所内で運用していたweb/mailサーバーをAWS(Amazon Web Server)へ引っ越ししました。

移動の理由

  1. AWSのランニングコストが下がり、事務所内で運用するよりもコストパフォーマンスがいい。特に、夏季はエアコンを常時使用する必要が合ったため、電気代が更に多くかかっていた。
    8IPの「とくとくBB」の月額が5,170円に対して、AWSのEC2インスタンス「t2.micro」やネームサーバーRouto53などの月額が約3,000円と安くすむ、それに、事務所だと電気代もおそらく1〜2,000円はかかっていたと思われる。
  2. OSがCentos6だったたが、これを最新のものにするには、mailサーバーの停止を防ぐために、もう一台新たにサーバーマシンが必要。購入は無駄なので、この選択肢はありえなかった。
  3. 物理的に事務所内のサーバーはHDDの寿命が近いような気がした。

AWSでのmailサーバー運用のためには

AWSでpostfix+dovecotによるmailサーバーを運用することになるが、そのためには逆引き設定が必須になる。
以前は逆引きの申請が必要だったが、現在はコンパネ上で簡単に設定できた。
ただし、mailサーバーの設置に当たっては、Amazonに対して、理由を明記して申請して、許諾して貰う必要はある。

無料SSL証明書のLet’s EncryptですべてSSL/TLS化

これまでは、メールサーバーのみssl化していたが、お客様から預かっているwebサイトや自社サイトもSSL化した。

ssl化されていないと表示されなくなるリスクもあるので、移転を期に無料SSL証明書を導入し、すべてSSL/TLS化した。

また、webコーディングの開発環境においても、ssl化されていないと動かないjsライブラリなどもあり、必然性を感じていて、このタイミングで実装した。

カテゴリー: AWS